HAT ¥43,000(STETSON / STETSON JAPAN)、BANDANA ¥6,800、SHIRT ¥28,000、JACKET ¥48,000、PANTS ¥30,000(OLD JOE / OLD JOE FLAGSHIP STORE)、SHOES ¥55,000(Rolling dub trio / THE BOOTS SHOP)
HAT ¥24,000(STETSON / STETSON JAPAN)、EYEWEAR ¥64,000(10 eyevan / EYEVAN PR)、T-SHIRT ¥9,000(OLD JOE / OLD JOE FLAGSHIP STORE)、PANTS ¥29,000、SUSPENDER ¥26,000(Nigel Cabourn / M-OUTL OUTER LIMITS)、SHOES ¥62,000(Rolling dub trio / THE BOOTS SHOP)
HENLEY NECK ¥20,000、CARDIGAN ¥52,000、PANTS ¥44,000(AURALEE)、SHOES ¥49,000(AURALEE MADE BY FOOT THE COACHER / AURALEE)
-left- CASQUETTE ¥14,000(Nigel Cabourn / M-OUTL OUTER LIMITS)、SCARF ¥10,000、JACKET ¥52,000、PANTS ¥18,000(NEEDLES / NEPENTHES)、SHOES ¥49,000(AURALEE MADE BY FOOT THE COACHER / AURALEE)
-right- HENLEY NECK ¥20,000(AURALEE)、JACKET ¥58,000(OLD JOE / OLD JOE FLAGSHIP STORE)
HAT ¥43,000(STETSON / STETSON JAPAN)、BANDANA ¥2,500(WOOLRICH / WOOLRICH CUSTOMER SERVICE)、JACKET ¥88,000、PANTS ¥58,000(FRANK LEDER / MACH55 Ltd.)
クラシックリールを語る上で最も欠かせないスイスの「Abu」
時代により形を変化しながらも、初期の太鼓型を守り続ける。
80年代のAbuは代理店が、前期の「エビスフィッシング期」、後期の「オリムピック期」と別れる。
今回のAbuは「ambassadeur 3500C」
2500、5500とabuの中では代表されるモデル達の中でも、少し影に隠れた存在。
時代の狭間に生まれ、少し不遇の対応をされたモデルでもある。
しかし、2500の弱さ、5500が持つ重さのストレスをクリアし、実用的なモデルとして、今も多くのファンを持つ。
そして、ロッドはufmウエダの「SUPER PULSER FWB-55 M/C」
今は無きufmウエダの名竿。
無くなった今もトップウォーターバスアングラー、トラウトアングラーから支持され、
その質実剛健なモノづくり、職人として最後まで廉価なモデルに頼らず、上質な釣竿であることを貫いたメーカー。
その中でも今回ご紹介するスーパーパルサーは、トップウォーターバスアングラーの心を掴んで離さないモデル。
今の40、50代の方には少年期に強烈な憧れを与えたことでも有名。
グラス100%の、その美しい琥珀色が高貴な印象が崇高な存在感を増した。
共に80年代。
10年前ではクラシック扱いにならなかった。
しかし、今は時の経過により、立派なクラシックモデル達として扱われている。
大量生産、技術の進化で素晴らしい釣り具が溢れている。
しかし、国内外の情熱を持った職人、技術者が礎を築き上げたことを忘れてはならない。
輸入出がようやく整った時代。
国境を越えてただただブラックバスという一つの種類の魚に魅了され、
大人がいつまでも少年でいられるような本物のモノづくりは再評価され始めている。
SHIRT ¥20,000(BIG YANK)、BEST ¥49,000(Rocky Mountain Featherbed)、PANTS ¥18,000(YANKSHIRE / A’r22724)
アメリカが生んだタックルボックスメーカー「KENNEDY」
UMCOやPLANOなど名作を生みだしたメーカー達と時代を共にし、KENNEDYも確かな歴史を築き上げたメーカー。
写真にある20~30年代製のスチールタックルボックス。
当時のスチールは防錆加工がされているわけでもなく、ただただ錆との闘い。
頑丈さを最優先にした、とてもアメリカらしい作り。
アメリカが生んだへドン、アーボガスト、オザークマウンテンなどのヴィンテージルアーたちを入れる。
アメリカで生まれたルアー達は、アメリカで生まれたボックスがやはり落ち着く。
時代は違えど、DNAを感じずにはいられない。
アメリカの工業製品。
そう言ってしまえば、その通り。
ただ昔、とあるヴィンテージタックル、ルアー店のオーナーが言っていた。
「アメリカの男気は何をしても超えられない」
アメリカびいきなどではなく、それは手にした者が感じる率直な意見なのだろう。
“粗雑にこそ美学を感じる”
ルアーもプリントミス、目の位置はズレている、傷がついたら下から別のカラーが出てきた(メーカーが在庫消化の為に、不人気カラーを人気カラーにリペイントしてしまう」
思わず笑いたくなるような大胆さ。
日本の繊細なモノづくりにはない感覚。
労働者が犯したミス。
それこそが、アメリカのクラシックタックル、ルアー達の最大の魅力なのだと思う。