
【鷹と熊】の展示を
世界的に人気の陶芸家、内田鋼一氏が館長を務める
バンコミュージアムにて開催中
9月18日―12月25日

最近ではHOTELや施設のプロデュースも手がけ、
骨董のみたてではプロ以上の目利きでもある内田鋼一さんが
以前にHEADS TOKYOでも取り上げさせていただいた
編集者でTOKYO 903の主宰でもある安藤夏樹さんとタッグを組んで、
企画された【鷹と熊】

内田氏によると、
「鷹」は数百年前から山形県米沢市笹野地区の
農民の手によって受け継がれる笹野一刀彫で、
「お鷹ぽっぽ」と呼ばれ親しまれてきた信仰玩具です。
今回は主に江戸期から昭和初期の頃までのものを展示します。
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一方、「熊」は、大正時代に尾張徳川家によりスイスから持ち込まれ、
北海道八雲町で農民美術として始まった熊彫。
昭和初期から平成中期までに彫られたものです。“

ぽっぽとは、アイヌ語からの語源とされていて、
東北アイヌからの影響だともされている。
日本人がスイスから影響うけて作り始めた北海道の木彫り熊
文化が混ざり合うエリアで起きるクラフトの現象を
抽象的な木彫を中心にある種のグラフィカルさを
可視化した展示でもあると感じるばかりだ









