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CRAFT

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鷹と熊 内田鋼一

PHOTOGRAPH /12 October 2021

【鷹と熊】の展示を

世界的に人気の陶芸家、内田鋼一氏が館長を務める

バンコミュージアムにて開催中

9月18日―12月25日

最近ではHOTELや施設のプロデュースも手がけ、

骨董のみたてではプロ以上の目利きでもある内田鋼一さんが

以前にHEADS TOKYOでも取り上げさせていただいた

編集者でTOKYO 903の主宰でもある安藤夏樹さんとタッグを組んで、

企画された【鷹と熊】

内田氏によると、

「鷹」は数百年前から山形県米沢市笹野地区の

農民の手によって受け継がれる笹野一刀彫で、

「お鷹ぽっぽ」と呼ばれ親しまれてきた信仰玩具です。

今回は主に江戸期から昭和初期の頃までのものを展示します。

.

一方、「熊」は、大正時代に尾張徳川家によりスイスから持ち込まれ、

北海道八雲町で農民美術として始まった熊彫。

昭和初期から平成中期までに彫られたものです。

 

ぽっぽとは、アイヌ語からの語源とされていて、

東北アイヌからの影響だともされている。

日本人がスイスから影響うけて作り始めた北海道の木彫り熊

文化が混ざり合うエリアで起きるクラフトの現象を

抽象的な木彫を中心にある種のグラフィカルさを

可視化した展示でもあると感じるばかりだ

credit

DIRECTION
HARUMI FUKUDA
PHOTOGRAPHY
NORIO KIDERA
SPECIAL THANKS
TOKYO 903
CONTACT

Banko archive design museum.
510-0032

三重県四日市市京町213

059-324-7956
定休日/火、水

http://www.banko-a-d-museum.com

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