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FASHION EDITORIAL

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OUR LEGACY – Jockum Hallin –

PHOTOGRAPH /15 November 2019

どんなBANDをやっていたんですか?

 

14歳からバンドを始めて24歳でやめたんです。10年間、ハードコアミュージックをやっていました。

 

どんなSTYLEのハードコアですか?

 

若い頃からギターは独学でした、最初はとてもベーシックなmid 90sハードコア、ちょっと”REFUSED”みたいな感じです。

最初は高校生の友達とバンドをやってたので、プロでは無かったです。その後、他の町に旅して (Swedenの小さい島に生まれたので)、同じマインドの人に出会って、新しいバンドを作りました。1999年ぐらいからはクラシックなハードコアをやっていました。 Youth of Todayみたいな感じですね。

 

僕も大好きです。

 

でも最後の2~3年は音楽に作るために、他の仕事が必要になったのです。だから最後の頃はもっとcommercialな感じの音楽を作るようになりました。有名なバンドと一緒にショーやったり、、ShelterとかThe Off spring。生活の為ですね。

その頃にOUR LEGACYが始まったからどっちにするか、決めないといけない状態でした。バンドもブランドも両方で成功したいとおもったけど、それは難しかったですね。なので、2004年に音楽を作るのはやめて、OUR LEGACYに集中しました。

 

バンドをやってたことが、ブランドにどんな影響を与えてると思いますか?

 

色々な方法で影響を与えていると思います。ただ僕はOUR LEGACYの全てではないのです。CristopherとRicardosもいるし、もし自分がなんでもやったらもっと音楽寄りになると思いますね。
Cristopherは僕とはバックグラウンドが違うので、、。だから100%音楽系ではないのです。

僕も最初の4年間はChristopherと一緒にTシャツをデザインしていました。しかし僕はもっとビジネスに寄ったほうがいいと思い、Christopherはもっとcreativeな方に向かっていったのです。
今もコンセプトなどは一緒に考えてます。実は3年間前までは僕がCEOだったんだんです!今は3人目のパートナーのRicardoですけどね。

そのおかげで、今はcreativeな仕事ができるようになったのです。面白いアイディアを考えたり、OUR LEGACYのためにです。

 

FASHIONと音楽の相違点は?

 

両方ともクリエイティブを表現する場です。音楽はもっと経験的のことだし、ファッションはクリエティブで自分を表現することができる。多くの点で同じです。

 

スタジオではどんな音楽を聴きますか?

 

コレクションによって、変わります。でもスタジオで聴く音楽は、私が好きな音楽とは違います。僕たちは90年代に育ちました。 Nirvana, Oasis やaThe Notorious B.I.G.も聴いたし、もっとニッチなのも聴きました。 誰も聴いたことがないものもです。

 

最近の好きなバンドは?

 

好きなアメリカのバンドがいます。 Culture Abuseていうバンド、そしてサンフランシスコのAngel Dustです。友達の友達なんです。

 

OUR LEGACYのこらからの展望は?

 

僕たちはクライアントを驚かせたいのです、それによって何が起きるか分からないからです。持続可能であり、生産しすぎないこと。何百万もするような服は売りたくはありません。

今はこのスタイルが気に入っています。より良いものを作るだけですね。経済的な目標はありませんが、、しかし、コレクションをみんながどのように感じるかについての審美眼、どの店舗にするべきか、どの雑誌社と話をするべきか。これらは自分達に非常に重要な事です。儲かる事は良いけど、それが目標ではありません。

むしろ好きな都市に店を持つこととか、好きな人とコラボレーションするほうが大事ですね。

 

これからのFASHION 業界はどうなっていくと思いますか?

 

ファッションは取り扱いにくくなってしまいました。大きなブランドは、ロゴやブランドを大きくするために、特定のことをしなければなりません。僕たちが尊敬していた大きなブランドでさえ、今では味気なく、お金持ちの為になってしまいました、、。消費者主導であるがために非常に危険なことですね。

僕達はファッション界の中でアイデンティティを持ち、他の人達には従わないようにしたいのです。ブランドは自分のアイデンティティに返ってくるからです。このブランドは健全な方法で発展したいと考えています。あまり成長したくはないけど、価値あるものになるために、僕達ができることはすべてやるつもりです。

credit

DIRECTION
TADASHI MOCHIZUKI
PHOTOGRAPHY
KISHOMARU SHIMAMURA
STYLING & MODEL
JOCKUM HALIN
SPECIAL THANKS
CASBA
ITEM

 OUR LEGACY

CONTACT

OUR LEGACY アワー レガシー
「アワー レガシー(OUR LEGACY)」は、ヨックム・ハリン(Jockum Hallin)とクリストファー・ニイン(Cristopher Nying) により、2005 年にスウェーデン・ストックホルムで設立されたメンズウェアブランドです。設立当初はプリント T シャツ数型 のみの展開でしたが、2007 年からはフルコレクションを発表。また同年には、長年の友人であるリカルドス・クラレン (Richardos Klarén )をデザイナー兼共同経営者として迎え入れました。ブランド初のフルコレクションが大きな反響を呼び、 翌年にはストックホルムのセーデルマルム地区にオンリーショップをオープンしました。
「アワー レガシー」のファーストコレクションは、消費主義的な現代ファッションへのアンチな姿勢として、マーケットに迎 合すること無く、真摯に服作りと向き合うことで誕生しました。自然体かつ流行に左右されないデザインを、最高の素材と技術 を用いてプロダクトに落とし込む。そんな普遍的な物作りをブランドの核としています。
ファーストコレクション発表後の初めの 5 年間は、ベーシックなプロダクトの開発のみにフォーカスすることで、完成度の高 いコアコレクションを構築。その後 2012 春夏コレクションからは、シーズンごとにテーマを設けて、よりコンセプチャルにコ レクションを制作し始めました。こうして、高い物作りのスタンダードを保ちながら、デザイナー達のシーズンごとの関心事を 鋭敏に反映させた、よりパーソナルなコレクションが誕生したのです。同年にはスウェーデン第二の都市ヨーテボリにも出店。 またストックホルムのヤコブバルスガタン通りにフラッグシップショップをオープンさせました。
2014年には初の海外店舗をロンドンにオープンさせ、本格的な海外展開がスタート。現在では「アワー レガシー」のコレクシ ョンは、240を超える世界主要都市のセレクトショップ・百貨店で取り扱われています。
ourlegacy.se/

 

OUR LEGACY – Brand Biography

Our Legacy is a Swedish fashion brand based in Stockholm. Founded in 2005 by Jockum Hallin and Cristopher Nying, the brand started out with a line of graphic print T-shirts, and in 2007 the first full collection was released. In the same year, mutual friend Richardos Klarén joined the brand, becoming a third co-owner. With a full collection came the need for a retail space of the brand’s own, and in 2008 the first Our Legacy store was opened on Krukmakargatan in Stockholm’s Södermalm district.

Renouncing fast-paced consumerism, the first collections were characterised by pieces stripped of conspicuous detailing, with the emphasis placed instead on quality. Pieces developed within the first collections had a timeless approach and an effortless appeal. Our Legacy was originally, and in many aspects still is, more of a product-focused company than a fashion brand focusing on seasonal collections with transitory themes.

After a five-year period of building a more basic and classic line for men, the Spring/ Summer 2012 collection marked the beginning of a new, more conceptual and experimental Our Legacy, as the brand began creating collections around defined themes with a more progressive approach to design. The focus on product remained however, with signature designs returning each season in new guises. The first Goth- enburg store, together with a new flagship store on Jakobsbergsgatan in Stockholm, opened later the same year.

Since then Our Legacy has grown internationally, garnering a strong following outside Scandinavia. A fourth store was opened in London during 2014. Located in Soho, at 1 Silver Place, the Our Legacy London store is the first outside Sweden. With around 240 multi-brand stores stocking Our Legacy worldwide, the brand is today available to a global audience.

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